メタマスクで初めての送金に成功し、慣れてきたと思った頃によくある失敗が送金ミス、いわゆるセルフGOXです。
セルフGOXは「間違った所に仮想通貨を送ってしまって、取り出せなくなり失ってしまうこと」を意味しています。
本記事ではメタマスクの送金方法と、GOXしないために気を付けるべきことを解説します。
MetaMask(メタマスク)の送金方法
メタマスクから送金するときには、
- 送金先のアドレスを先に入力してから送るトークンを選択する
- 送るトークンを選択してから送信先のアドレスを入力する
の2パターンあります。
個人的にはミスの可能性が少ない②をオススメしたいので、②の手順で説明します。
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STEP1メタマスクを開いて送るトークンを選択アセットの一覧から、送りたいトークンを選択しましょう。
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STEP2送金をクリック
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STEP3送金先のアドレスを入力
手入力は厳禁です。コピペしてください。
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STEP4送るトークンの量を指定して次へ
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STEP5内容に間違いなければ「確認」
これで送金が完了です。
セルフGOX(ごっくす)の原因と対策
とてもシンプルな送金方法ですが、たまに間違えて送ったお金を失ってしまう(GOX)ことがあります。
セルフGOXの原因
送金時のセルフGOXでは主に2つの原因があげられます。
- 手打ちでアドレスを入力してミス
- 別のネットワーク(チェーン)に送金
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例えば↑をいちいち手打ちでやる勇気のある人は中々いないと思いますが、1つでも間違えればもちろんアウトです。
偶然そのアドレスを実際に持っている人がいても、連絡がついて送り返してくれる可能性はほぼ見込めないでしょう。
2つ目の「別のネットワークに送金してしまった」が、実際一番多い原因です。
BSC(バイナンススマートチェーン)のトークンを別のチェーンへ送金してしまう、みたいなものですね。
ケースによっては取り戻せることもありますが、最悪トークンが消滅します。
セルフGOX防止の簡単な対応策は?
一番簡単で間違いない対応策は1度小額でテスト送金をすることです。
ガス代を2回払うことになりますが、資産を失うリスクを考えたらどうでもいいような額です。
ある程度高額の送金をする場合は、小額でテストをすることをオススメします。
実際私も、送金に慣れた今でも100万レベルの送金をするときはミスがないと分かっていてもドキドキします(庶民感)
失ってからでは遅いので、しっかり資産を守る習慣を身に着けておきましょう。
MetaMask(メタマスク)の送金方法とセルフGOXまとめ
メタマスクから仮想通貨を送金するときの手順と、セルフGOXの原因・対応策を解説しました。
世界中の誰とでも簡単に送金し合える反面、銀行のような組織を間に挟まないため、組み直しの手続きなどを依頼できないリスクがあります。
一度ブロックチェーンに記録されれば逆行できないので、自分の資産は自分で守れるようにしておきましょう。