イールドファーミングに興味があるけど、なんか難しそうと感じている人もいると思います。
私がそうでした笑
でも実際にLP(流動性)を追加したり解体するのは、すごく簡単なんです。
本記事では
- LPトークンの作り方・解体方法
- LPトークンを作る上でのペアの選び方など
を解説していきます。
ここで基礎を抑えて、さくっとイールドファーミングデビューしちゃってください。
LPトークンとは
DEX(デックス)ではLP(流動性)を作ってプールから直接自分の欲しいトークンをペアになるトークンと交換することでトレードすることができます。
トレードするLPは誰かがペア通貨を入れてくれるから存在するんですが、プールにペア通貨を流動性として提供するとき、提供者にはその証明としてLPトークンが付与されるわけです。
そしてプール内のトークンの総量に対して自分の追加したシェアがどれだけの割合を占めるかが、手数料報酬の山分けされる割合に直結します。
「流動性を追加したらもらえるトークン」と覚えておくと分かりやすいでしょう。
LPトークンの作り方
ではLPトークンの作り方ですが、手順はとても簡単です。
今回はLPの種類が豊富なPancakeSwap(パンケーキスワップ)を例に説明します。
どのDEXでも手順自体は共通です。
- Liquidity(流動性)を選択する
- LPを組む通貨ペアを指定する
- 提供する量を決める
- 追加する
まずはパンケーキスワップの「Trade」タブから「Liquidity」を選択します。
そうしたら「Add Liquidity」へ進みましょう。
するとどの通貨ペアでLPを組むのかを決める画面が出てくるので、組み合わせを決めます。
あとはボタンに色がつくので「Supply」→「Confirm Supply」と順に進めるだけです。
とても簡単でしょう?
私はSTEPNのEthereumチェーンが始まった時にeGSTをSushiSwapで流動性追加したのが初めてだったんですが、感覚だけで操作ができることに驚きました。
よほど英語アレルギーでもない限りは、誰でも問題なくできるはずです。
作ったLPトークンをファームに入れる方法
次に作り終わったLPトークンをファームに入れていきましょう。
今度は「Earn」タブから「Farms」を選択します。
するとファームの一覧が出てくるので、該当のペアが見つからなければ右上の検索ボックスから見つけましょう。
初めての場合はペアを選択してクリックしたときに「ENABLE FARM」という欄が出てくるので、「Enable」を選択します。
LPトークンのアクセス権を与える画面になるので、確認します。
そうしたらファームできるようになるので、「Stake LP」をクリックします。
最後にファームする量を決めて(基本的にMAXを押せば大丈夫です)、Confirmを押します。
これだけです!
ファームに入れる方法もLPトークンを作るときと同じく簡単です。
LPトークンの解体方法
LPトークンを解体するときは、LPトークンを作るときと同じように「Liquidity」を開いて、ペアを選択した後に「Add」ではなく「Remove」を選択するだけです。
とても簡単ですね。
LPトークンを作るときの補足ポイント
操作がとても簡単なLPトークンですが、いくつか補足しておきたいと思います。
ARPの大きさだけに集中しないで
どのLPトークンを作るか考えるときに、もちろん皆利率(APR)が気になると思います。
APR順にソートすると、年間の利率が数百%になるようなものも出てきます。こんな感じですね。
気を付けて欲しいのは、「APRが高くてMultiplierが低い物は、リスクも高い」ということです。
Multiplierは「開発者がどれだけその通貨ペアを優先しているか」が測れる指標です。
ぜひとも流動性を提供して欲しいトークン、特に独自のトークンが入っているペアはMultiplierが重くなります。
ブーストをかけて報酬をよくすることで提供者を集めたいからですね。
それに対して上の画像の一番上のペアを見てください。APRが428%とエグいことになってますが、Multiplierは×1です。ゴミですね。
ここから読み取れることは「草コインで競合者もいないからAPRが高い。でも草コインだからコインの価値自体が急降下する可能性もめっちゃある」ということです。
目先の数字に引っ張られないように気をつけてください。
マイナーな通貨の流動性提供にはトークンのインポートが必要
とは言え草コイン=NGではありません。
期待できるトークンが新しく出てきて、先にLPトークンを作ることで先行利益を得たいことだってあるでしょう。
こういった場合、流動性を提供しようと通貨ペアを指定するときにトークンが一覧にないことがあります。
その場合はトークンのコントラクトアドレスを直接入力して出す必要があります。
「トークンの名前を入れても出てこない!」ってなったときは、コントラクトアドレスを直接入れるということを覚えておいてください。
まとめ
LPトークンの作り方、解体方法、またファームへの入れ方を解説しました。
DEXによってボタンの位置などは違いますが、基本的にクリックする場所の名前などは同じなので、手順さえおさえておけばどのDEXでも迷わず操作できると思います。
- 流動性を提供してLPトークンを作るとき、また解体するときは「Liquidity」から
- ファームにLPトークンを入れるときは「Farm」かそれっぽい単語から
実際に触ってみればすぐ慣れるので、ぜひ練習がてら小額で試してみてください。
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