仮想通貨に手を出してTwitterをやっていると、よく「BOT」という言葉を目にします。
ゲームをよくする人ならある程度馴染みがあると思いますが、そうでない人からしたら「なにそれ?」ですよね。
意味が分からないとそこまで自分にとって重要だと思わないかもしれませんが、実は仮想通貨で稼ぎたいなら、BOTはすごく役にたつツールなんです。
役に立つどころか、BOTを活用している人とそうでない人には超えられない大きな差がつきます。
本記事では
- 仮想通貨界隈で聞くBOTはどんなものなのか
- どういったときに役に立つのか
- BOTで稼ぐためにできること
を解説していきます。
BOTって何?
勘の良い人は名前の響きから「ROBOT(ロボット)」を想像すると思います。
BOTは実際ROBOTから生まれた言葉で、一定のタスクや処理を自動で行うプログラムやアプリケーションのことを指します。
なのでかみ砕いて言うと「自動で何かしてくれるやつ」ですね(かみ砕きすぎ?笑)
人が手動でやると時間がかかったり手間になるような、単純な作業を自動でやってもらうことで、人間が楽できます。
ということで、BOTを仮想通貨の世界で活用するとどう稼ぐ手助けになるのかを見ていきましょう。
仮想通貨の世界でBOTが役にたつシーン
自動で特定の何かをやってくれるものがBOT、ということを踏まえた上で、それを仮想通貨の世界で活用できる例を見ていきましょう。
今回は3つ例を挙げてみたいと思います。
もちろん他にもいろんな活用のされかたがありますが、今回は「私たちユーザーが稼ぐ」ということに焦点をおいてみてみましょう。
BOTの活用例1:アービトラージ
アービトラージとは、同一の賞品に一時的な価格差が生じたときに、その差から利益を得る取引のことです。
仮想通貨の場合、特定の通貨が別の取引所間で価格差が生じたときに
- 安い方で買って高い方で売る
- 両方で同時にか売買を行う
といった方法で利ざやを稼ぐことができます。
コインチェックではBTC(ビットコイン)が200万だけど、BitFlyerでは205万だ!なんてことになれば、上手くいけば5万円の利益を上げられる、みたいなイメージですね。
ただ、ここまで価格差が大きく開くことはありません。
なぜかというと、BOTを自分で開発できる人たちがアービトラージをBOTで行っているからですね。
そうです、彼らは常に自動で利益を上げているんですよ。うらやましい!←
- 複数の仮想通貨のレートを複数の取引所から取得する
- 指定以上の価格差が開いていた場合、アビトラをする
すごくザックリ言うと、こういった作業を組み込むことで寝ながら稼いでいる人たちがいます。
もちろん手動でも取引所と通貨によっては狙えるものもありますが、美味しい所は基本的にBOTに持っていかれます。
例としてあげやすかったので最初に出しましたが、これからBOTに手を出す人にとっては相当難易度の高い分野です。
やるにしてもメジャーな通貨は諦めましょう笑
BOTの活用例2:NFT買い漁る
アービトラージではかなり高度な処理がBOTで行われますが、NFTを買い漁るBOTはやることに関しては割とシンプルです。
「セール時間になったら速攻で買い占める」
これだけ笑
実際にNFTを買ったことのある人ならご存知だと思いますが、ミントするときって大抵、専用のサイトページがあって、時間になったら画面が勝手に変わるか更新ボタンを押してから、ミントボタンをクリックしてウォレットの方でも承認などの操作が必要です。
ポチポチやってる間に残りわずかになってるか、かなり減ってる場面に出くわしたことのある人も少なくないのではないでしょうか。
あれ、BOTです。
自動で買いを連続で入れ続けて、開始と共に秒で買います。
- プレセはフリーミント/パブセの数割引き(パブセは有料/定価)
- WL1つにつき3個まで
- 合計200個で、WLは200人が持っている
こんな場合だと、複垢でWLを何個もゲットして、BOTで全体の何割かを買い占めるような人がちょくちょく現れます。
手動はまず勝てません。
「BOTが買い漁る残りを早押しで間に合うかどうか」の勝負をしてるんです。
初めからBOTがある程度さらっていくことを前提にした戦い、逆に言えば、BOTは初めから勝利が約束されている戦いということです。
…BOTへの妬みと羨望の気持ちが湧いてきませんか?笑
BOTの活用例3:トークンの上場早押し
3つ目の例はトークンの上場戦です。
BCG銘柄のトークンなんかは基本的にDEXに、ガバナンストークンだけCEXに上場することもありますよね。
最近は100倍以上の値上がりを見ることはあまりありませんが、開始値から10倍以上はよく見ます。
上場から1分で数十倍になるときに何が起きているのかというと、
- DEXの流動性追加と同時にBOTが買う
- 手動組の買いが加わる
ということが起きています。
ここでもまたBOTです。手動組が勝てるわけがありません。
「流動性の追加を確認した瞬間に買いを入れる」という処理を組まれたBOTが先に買い、手動組の追加買い分がBOTTER(BOTを使う人たち)の利益にそのままなるわけですね。
先ほどのNFT争奪戦と同じです。
ここでもBOTの勝利が約束されています。(たまに例外がありますが、ここでは本筋から逸れるので省きます)
BOTはスピード勝負で圧倒的な強さを誇る
3つの例から、BOTがいかにスピード勝負に強いかが分かったと思います。
手動では勝てません。そして10倍以上の値上がり、いわゆるテンバガーを求めるなら、BOTなしでは相当厳しいです。
今時数か月~1年かけて数百倍になる銘柄なんてほとんどありませんから。
BOTさえ手に入れば
- 真っ先に買い/売りを入れることができて
- その後についてくる手動組が自分の利益になり
- 高い期待値で稼ぐことが可能になる
こんな夢のような状態になるわけです。
ここまで分かると「じゃあ自分もBOT作る!」ってなると思うんですが、プログラミングの知識がない0からスタートする場合、めちゃくちゃハードルが高いです。
じゃあどうすればいいのか?を考えていきましょう。
自分でBOTが作れない人でもBOTを使える方法
自分でBOTが作れないときにどうしたらいいのか、自分以外に頼るしかないですよね。
- 外注でお金を払って作ってもらう
- BOTを作れる人と組んで、自分は情報を持ってくる
このどちらかになると思います。
外注の場合、どんなBOTを求めるかにもよりますがまとまったお金がかかることを覚悟しておいた方がいいでしょう。
多分数十万じゃ受けてもらえないと思います。もしくはそこまで高度じゃないのを渡されるか。
お金をかけずに、かつアップデートを随時重ねたBOTを使うのに一番いい方法は、自分が情報を提供する代わりに必要なBOTを作ってくれる人と組むことです。
NFTもBCG銘柄のトークンも、情報収集して良さそうなのを見つける必要があります。
実際いろんなエンジニアさんたちを見てきて分かった共通点は、「自分で銘柄やPJ(プロジェクト)を探してくるのは面倒でやってる人が少ない」ということです。
なので、「私が美味しい銘柄見つけてくるから、それを最速で買えるBOT作ってよ」と持ち掛けたら、割とやってくれる人は見つかる可能性が高いということですね。
そんな人どこで見つけたらいいんだよ!って思うかもしれませんが、適当なDiscordサーバーに入ってみたら、割とBOT組める人はいますよ。
BCGやPJの公式サーバーではなくて、インフルエンサーや有識者が運営しているオープンなDiscordサーバーを覗いてみてください。
適当におしゃべりしているうちに、エンジニアさんがけっこう見つかると思います。
まとめ
本記事では「仮想通貨でテンバガー/荒稼ぎしたいならBOTを使え!」というメッセージをテーマに解説しました。
- スピード勝負の多い仮想通貨の世界では
- 自動で決められた処理を行ってくれるBOTが最強で
- 手動組を自分の利益に変えることができます。
- 自分でBOTを組めなくても
- それが出来る人に外注するか、情報と引き換えに組むことで
- ガッツリ稼げるチャンスもあるよ!
ある程度仮想通貨の経験があるなら、BOTがもたらしてくれる利益と今までの苦労がだいぶ軽減されることに気付いたはず。
チャレンジする価値は十分あります、ぜひ検討してみてくださいね。