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【使うなら覚悟の上で】Bybit(バイビット)のデメリット・危険性を暴露します

当ブログは「仮想通貨初心者に有益な情報を発信する」ことに重きを置いています。

そのため報酬が美味しくてもユーザーにとって不利なものは、はっきり「よくない」と言います。

今回書くBybitもその1つです。

日本人がよく聞く海外の仮想通貨取引所の筆頭に入るBybitは、ブログやSNSではよくオススメとして上がりますが、実際の所そんなにいいとこではありません。

本記事では

  • Bybitが人気(?)の理由と
  • 実際のデメリット・危険性の数々
  • そしてどうしても使うならこれは気を付けて欲しいということ

を解説していきます。

他ではあまり触れられていないようなことも書くので、ぜひ参考にしてください。

Bybit(バイビット)が人気の理由

仮想通貨のバブル初期にはBinance(バイナンス)がいたるところで紹介されていました。

理由は紹介すると紹介者に報酬が支払われるからです。

被紹介者がバイナンスを利用して取引するたびに手数料の一部が支払われるんですが、初めの頃に情報を掴んで紹介しまくった人は相当儲けました。今も儲けてます。

今では世界最大規模の取引所としての地位を確立して知名度も相当高いため、紹介しようとしても既に登録しているか、競合が多いので難しい所です。

そんな中日本人アフィリエイターたちの注目を集めたのがBybit。

  • 日本語対応
  • 広報に大きく力を入れていて
  • 運営の広報担当と独自のキャンペーン施策を作れたりする
  • しかもUIが秀逸で使いやすく、初心者に勧めやすい

バイナンスと比較したときに、特にレバレッジトレードのし易さは天と地ほどの開きがあって、気づいたらバイビットを使っていた、という人も多いです。

「バイナンスの次はこれだ!」

と、みんなが狙いをつけたわけですね。

Bybit(バイビット)のリスク

ここまでの説明だと、

日本語にしっかり対応していて、サイトも使いやすいんでしょう?紹介者も頑張れる仕組みってだけで、何も悪いことなんてないんじゃ?

と感じるかもしれません。

本番はここからです。当ブログではバイビットを推奨しない理由を挙げていきます。

バイビットのリスク1:マーク価格で強制清算

バイビットは含み損益や証拠金の計算、そしてポジションの採算の際にマーク価格を使います。

説明がややこしいのと本記事は初心者向けを想定しているのであえて仕組みの部分は省きますが、マーケットの価格ではなく、独自の計算式に基づいた価格を使っているんです。

もっと分かりやすく言うと、チャートに表示されている価格と、実際の基準になっている価格が別ということですね。

そのため、

  • マーケット価格を見ると損益がプラスになっているはずなのに、清算したらマイナスだった
  • 強制決済価格にはまだ届いていないはずなのに、勝手にロスカットされてしまった

なんてことが起こります。

体裁としては「バイビットの板が薄いときに大口が買いを入れて狙ってきても、他の大手取引所の価格などを計算に入れたマーク価格を取り入れることで、急激な価格変動によるロスカットの被害を減らす」と言っていますが、

どう考えても都合の良いよその板を持ってきて価格操作してるだろう。という場面が何度もありました。

 

バイビットのリスクはいろいろあるんですが、これが特に古株の仮想通貨民からバイビット嫌われる理由の1つです。

「運営の都合のいいように価格操作されるかもしれない」

このリスクをあえて取りたいですか?

バイビットのリスク2:予告なしの規約変更

先ほどTwitterから例に挙げたOMGですが、当時金利がとても大きくてそこから利益を上げている人がたくさんいました。

 

このときBybitを利用していた人がたくさんいたんですが、夜中に突然金利を変更してきたんです。

 

 

 

もともと上限が定められていたからみんな安心してお金を突っ込んでいたのに、アナウンスなしで気づけば上限突破していたもんですから、てんやわんや。

仮想通貨古株民のバイビット嫌いな2大理由にランクインです笑

運営からの1次情報なのに、勝手に予告や通知もなく変更されていては、安心してお金を預けられません。

他にもいろいろ・・・

  • 運営に都合のいい価格操作
  • 運営に都合のいい突然の規約変更

これだけでお腹いっぱいですが、例を挙げるならもっと出てきます。

広報に力を入れていると言いましたが、インフルエンサーたちにはトークン上場のネタを横流ししたり、理由なく突然出金停止になったり・・・

やってることが反〇じみているんですよね。

普段メジャーな仮想通貨をトレードするくらいなら被害に遭う可能性は低いですが、稼げる可能性の高いイベント時にすごいことをやってくるのがバイビットだ。という理解を持っておいたほうがいいでしょう。

それでもBybit(バイビット)を使いたい人へ

普段使いの取引所にはしてほしくないバイビットですが、ここにしかないものもあります。

  • 新しいBCGなどのトークンのローンチパッド
  • 新しいBCGなどのトークン上場
  • BCGなどの草コインの先物

バイビットはBCGなどの新しく出てくるトークン上場にけっこう力を入れています。

  • 上場前に抽選で何人かにトークンをプレゼントもしくは安く買える権利をあげたり(ローンチパッド)
  • 他の取引所では扱っていない草コインの先物取引が可能だったり

これはMEXCでも取り扱われていたのでバイビットだけではありませんが、少し前まではSTEPNのゲーム報酬トークンであるGSTが先物で売りを入れることが出来ました。

価格は下がる一方だったので、適当なタイミングでショート(売り)を入れておけばお金になるというボーナスタイムだったんですよね。

いつものようにマーク価格の影響でポジションが焼かれた人たちも続出しましたが、レバレッジをある程度抑えていれば多くの人が利益を上げられていました。

こんな感じで、バイビットでしか扱っていないトークンやサービスがちょくちょくあります。

リスクを承知の上で活用したい場合は

  • 無くなっても後悔しない金額だけ突っ込む
  • レバレッジは特に価格変動が大きすぎるときは抑えめにする

といった工夫は最低限しましょう。

そしてマーク価格や突然の規約変更の餌食になっても怒らないでください。やるなら覚悟の上で。笑えないならやめておきましょう。

Bybit(バイビット)のリスクまとめ

ということでバイビットの危険性を大胆に解説しました。

  • 都合の良いように価格操作されることがある
  • 都合の良いようにいきなり規約変更されることがある
  • 知らない間にインフルエンサーたちに情報を流して自分が養分に回ってる可能性がある

それでもいい!使いやすいから!他では取り扱ってないトークンがあるから!

というのなら止めません。

ただ、仮想通貨を始めたばかりで「なんとなくいろんなとこでオススメされているから」というだけの理由で使おうと思っているなら止めておきましょう。

バイビットでないといけない理由なんてほぼありません。他の取引所で十分まかなえます、というか余裕で他の方が良いです。

当ブログでは、普段使いにするならBinance(バイナンス)をオススメしています。

  • ほとんどのことには対応していて
  • 世界最大規模の取引所で
  • 取引の板も厚くて安定しているし
  • 運営にも信頼をおける

海外取引所の口座開設を検討しているなら一番無難なので、バイナンスにしておきましょう。

最後に告知

ということで今回はあまり他のブログでは書かれていないバイビットのリスクを解説しました。

こんな感じで、ブログやYouTubeといった媒体ではいいように言われているけど、実際に仮想通貨を触っている人たちの世界に足を踏み入れると実情が全然違う!ということがたくさんあります。

コインチェックを使っている人はあまりいないですし、バイビットは嫌われています。

100倍銘柄!なんてサムネに出てくるコインは鼻で笑われていたり、注目のNFTは詐欺でした、なんてオチはザラです。

仮想通貨の情報を調べたいなら、現役の人たちから。これは鉄則です。

仮想通貨の情報収集の仕方をまとめている記事でも解説していますが、基本的にはTwitterかDiscordを活用することになります。

当ブログ「CWC」では、「仮想通貨初心者が必要としている有益な情報を発信する」ことをモットーに運営しています。

そしてブログだけでなく、分からないことを気軽に聞いたり情報を共有する場としてDiscordのコミュニティも運営しています。

独力でやるよりも絶対効率的なので、よければ参加してみてください。